またまた続けて、harborです。
茅ヶ崎は、お祭りモード

です。
7月18日(海の日)、暁の奇祭「浜降祭」が行われます。
深夜、市内の各神社を出発した神輿数十基が、
茅ヶ崎海岸を目指します。
明け方、神輿ごと海に入って禊(みそぎ)を行う、勇壮な祭りです。
子どもの太鼓囃子の練習の音。
氏子(担ぎ手)揃いの半被を扱う、呉服屋さんの賑わい。
神輿が通る道に、ひらひらと揺れる真っ白な幣(ぬさ)の列。
いよいよ、夏本番!です。
・・・・・・・・・・
最近、親世帯と同居を始めた友人から、
「捨てる!」体験を聞きました。
先々代(=彼女のお祖父さん)が他界したのは、15年以上前。
お祖母さんも、5年ほど前に亡くなられました。
しかし、実家の「じじばばの部屋」は、
往時のままとなっていました。
大工さんが4人がかりでようやく動かせるような重厚な金庫が出てきました。
(期待しつつ)カギやさんに開けてもらうことにしました。
中から出てきたのは・・・

息子(=彼女のお父さん)の高校の成績表

「古いはがき」と書かれた、謎の(?)わりと新しいはがきの束

お祖父さんの日記帳×5冊
以上

。
なぜ、金庫に入れてまで「保管」したかったのかは、
天国のお祖父さんのみぞ知る。
お祖父さんは、長年日記をつけられており、
箪笥の抽斗にも、数十年分の日記帳が残されていました。
彼女がこの世に生を受けた日のページを開いてみると、
====================
○月○日
◎◎美(=嫁の名前) 出産のため、入院。
○○時 女児誕生。
====================
淡々と、事実だけが記録されていました。
次の日も、その次の日も、
ただただ、淡々と・・・。
荷物の片づけを手伝いに来てくれた妹さんといっしょに、
「なんでこんなもの取っておいたんだろうね・・・」と大笑いしながら、
百年近い「じじばばの人生」を、
ひたすら、捨てて、捨てて、捨てまくったそうです。
自分のモノや、親のモノは、
なかなか処分できないのに、
もう一世代遡ると、こんなに潔くなれるのは、
なぜなんでしょうね。
あなたが捨てたくても捨てられないものは、
なんですか?
posted by kajijuku at 14:56|
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